看護師さんを笑顔にするには

看護師さんを笑顔にするには

 

 私がコーディネーターとして働いてきた中で体験した看護師さんとの出来事を今回は2つご紹介したいと思います。

 まず1つ目は妊婦さんのお話です。この妊婦さんは他社さんにもご登録をされたそうですが、妊婦だからという理由で他社さんからは断られてしまったそうです。そこでナースパワーにもご登録頂き、ご本人様は半ば諦めておられましたが、ナースパワーのコーディネーターはできないとは言いません。どうしたらこの方にお仕事をご紹介できるかを考えます。私は『一緒に探して行きましょう』と声をかけましたところ、その看護師さんはとても喜んでくださいました。私はそれからというものの、たくさんの求人先に電話をかけました。しかし、ほとんどの求人先からは妊婦さんは何かあったとき責任が取れないと言われ、半ば諦めかけていたところ、私は1つの施設の存在を思い出しました。そこはとても優しい担当者様と理解のある部長様がいらっしゃる施設です。すぐご相談したところ、ご本人様が働きたいならご面接をしてくださるとのお話です。その旨をご本人様にお話したところ、本人は大変感激しており、縁あってそちらに入職することが決まりました。現在は無事にお子様もお生まれになられ、またそちらの施設でお世話になるそうです。

 2つ目のエピソードは、とある単発をご希望されていた看護師さんのお話です。その方はご主人様のお仕事の都合で、週に1~2回しかご勤務ができないため単発アルバイトでのご就業を希望されておりました。しかし、単発アルバイトは求人の有無で雇用が安定しないため、私は彼女にその旨をお話致しました。そこでよくよくお話をお伺いしますと、ご本人様はしっかりと安定した雇用で勤務を希望されていることがわかり、私はすぐに単発アルバイトではなく、週1~2回でも勤務が可能な訪問看護ステーションのお仕事をご提案致しました。ご本人様はそのような回数でパート勤務できることを知らず、大変喜んでおられました。

 以上の2つのエピソードから、我々コーディネーターはまずできない、無理という言葉を言ってはいけないと考えます。看護師さんの立場にたち、まずはその方の希望を尊重する、その上でその希望を叶えられるよう全力で努力する、そうすれば必ず看護師さんも笑顔になってくれると信じています。また、看護師さんにとってより良いことは何かを考えます。ご自身で希望があっても無理だと判断されているケースも多々見受けられますので、そういった場合、コーディネーターが導いてあげる必要があります。我々ナースパワー職員一同は看護師さんにとってより身近で頼りになる存在であり続けたいと願っております。